2018年6月26日 TBSラジオ 生島ヒロシのおはよう一直線 佐川氏不起訴で栄転大阪地検女性特捜部長 大前研一氏「安倍政権の働き方改革は大失業を招く」「ネットの影響力が殺人を引き起こしただけ」Hagex氏刺殺事件にZOZOTOWN田端信太郎氏 問われるツイッター言論界のリテラシー 電話ゲスト 田中康夫
プラントハンターが田中康夫氏を提訴 クリスマスツリーイベント批判をめぐり #mbs #ニュース #関西 #MBSニュースhttps://t.co/1nwk0POF7g
— MBSニュース (@mbs_news) June 26, 2018
NEW 6月26日付「神戸新聞」に記事が掲載されました! プラントハンター西畠氏が田中康夫氏提訴 巨大ツリー企画で名誉毀損
【Y’assyコメント】
川西市火打在住の西畠清順原告が「名誉毀損」と田中康夫被告への訴状で記す内容を具体的に紙媒体・電子媒体に掲載した編集・発行・掲載元の毎日新聞出版社&毎日新聞社、並びに中日新聞社(東京新聞)には、6月26日現在も損害賠償請求等請求事件の訴状は一切到着していません。
編集部からの依頼原稿が「発端」にも拘らず、原告訴訟代理人弁護士が所属する弁護士法人淀屋橋・山上合同の極めて理解に苦しむ「二枚舌」対応です。
クリスマスツリーまとめサイト
『被災地・神戸「世界一のクリスマスツリー」狂騒曲』原稿
「サンデー毎日」版
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2017/12/3a6e0d59b4098af93153b10aeb358851.pdf
「デジタル毎日」版
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/01/0d727f802809a32179b7628f957a050b.pdf
「東京新聞」「こちら特報部」「『世界一のツリー』虚飾が“炎上”招く」
http://tanakayasuo.me/tree#i-2
右面PDF 「盛りすぎ企画 見抜かれた」
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/01/KOBETree_tokyonews_1.pdf
左面PDF 「手抜きで底浅く、情けない」
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/01/KOBETree_tokyonews_2.pdf
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訴状PDF
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/04/a4eb66e668385f64e577dd5e478af353.pdf
証拠証明書PDF
http://tanakayasuo.me/top/wp-content/uploads/2018/04/f3fdf6e67834255018b2b1dcf256ba89.pdf
[生島]さあ今日は作家の田中康夫さんに気になるニュースに触れていただきます。康夫ちゃんおはようございます。
[田中]おはようございます。
[生島]青山ブックセンター、閉店らしいですね。
[田中]六本木にあるね。たくさん良い本が多かったんで、だからまあ、いくらネット社会とは言えね残念なことですけども。そういう中で言葉というのが・・・。昨日の国会もなんだか、ほとんどなんか「ああ言えば上祐」って昔の言葉を思い出しちゃいましたよ。
[生島]ありましたね。ホントですよね。
[田中]いやだから「私に権限がない」って安倍さんは仰るにしても、一国会議員として、「私も国会の場で証言してほしい」くらいにね。だって自分の言葉が捏造されちゃったんですしね。
[生島]そういうことですよ。
[田中]うん。ましてや、先週の参院決算委員会でもほら、財務省と国交省のすり合わせの記録ってのを共産党の議員(辰巳孝太郎議員)の人が独自の内部調査で出してきたんだよね。で、これも「最高裁まで争う覚悟で非公表とする」と。で、「大阪地検の刑事処分についても官邸も早くということで法務省に何度も巻きを入れている」って記述があったっていうんだけれど、これ1週間経つのに昨日の国会でも「いやあ、まだ調べてません」っていうのはね、膿はどこから出るのか、そしてその大阪地検の特捜部長だった女性の山本真千子さんてのは、なんか昨日の新聞だと栄転してるんだよね(笑)。
[生島]へぇ。
[田中]だから・・・(笑)。
[生島]あの康夫ちゃんね、実は昨日『週刊ポスト』の大前研一さんのコラムを読んでいたら、「やっぱり日本は、なんかもう最重要なことを全然やってない」と。「このまま先行くとね、日本はホントにね世界から相手にされない、消えてしまうよ」って言ってるんですけど。「特に、今は力を入れているというね、働き方改革関連法案とカジノ法案を含むIR法案、これ国民生活には殆ど影響が無くどこが最重要なのか?」と大前研一さんも疑問を投げつけてるんですけど。
[田中]いやだって、まさにビジネスのコンサルタントをやってきた大前さんがね「最重要って言ってるこの働き方改革法案は今じゃないよ」って仰るってのは(笑)。
[生島]そう。
[田中]なんかこういう形で国民も不安を感じながら、そのうちねメルトダウンどころかメルトスルーをしてしまうかなと思うだけど。
[生島]ああ・・・。
[田中]だけどもう1個、この番組、幅広い方が聞いてらっしゃって僕も驚いたのがほら、福岡で・・・。
[生島]ああ!!
[田中]日曜日に殺人があったでしょ?
[生島]そう。なんでかな?って思ってたの。
[田中]で、これはね、僕も直接は存じ上げないけど、(被害者の)岡本顕一郎さんってのは、まさにネットのセキュリティのプロでもあるんですよ。ところが最初の報道が、もちろん現場の記者は、警察も悪意は無いんだけれど、警察の側から出てきた犯人が「俺のことを「低脳、低脳、低脳先生」と呼んでたんだ」って怒鳴ってたから、だけどこの本人は元々、いろんな人のネットの発言に自分で茶々というよりも入り込んできて、で、自分のことを自分で「低脳、低脳」と呼んでた人なんですよ。
「Hagexさん刺殺、犯行声明か「低能先生と呼ばれ」 」
「Hagexさんが生前抱いていた不安、現実に 刺殺事件」
[生島]はえー?!
[田中]で、みんなもさすがに「取り合えないな」という形の中で「低脳先生」って名前が付いてたわけね、「またこいつが書いてるよ」と。で、この岡本さんは非常に立派な人でネット上のいろんなトラブルなんかにも、「やっぱりこれは変えなきゃ」ってことでねボランティア的に手弁当で(ネット被害対策講演会に)参加していた人で、「この人間(「低脳先生」)に関してもやっぱりこういう風に対処した方が良いよ」っていうまとめサイトを作ってたんですよ、彼に関して。で、その中で自分が「低脳」って書いているから「低脳」って書いてたことを「この野郎」って一面識も無い岡本さんがネット上のセキュリティの話を講演した後のトイレで刺しちゃってるわけ。
[生島]あらまあ・・・。
[田中]でね、これが新聞社にもねネットの部分の担当がいるから、今回の人は知らなくてもこれが(記事として)出た段階でねすぐに「「低脳」って言ってたのは自分なんだよ」っていう記事がちゃんと出てこないと、なんかやっと今日になってあれだけど、ネット上でも言われてるのに新聞これ、岡本さんむしろ本当の被害者で、善意の人だったのにっていうところがね、最初、伝わらないわけですよ。
[生島]なるほど。そうでしたよね。
[田中]で、もう1個は、そうするとね、この人、名前出すと大喜びしちゃうんだけれど、リクルートに行ったりLINEの役員もやってて今ZOZOTOWNにいる田端信太郎氏が、「いやいやこの事件が起きたことで、良くも悪くもエポックメイキングな区切りになるなあ、ネットメディアは」って書いたの。で、「亡くなってんのに良くも・・・ってないでしょうよ」ってみんなが、田端信太郎氏はツイッターでフォロワーが15万人もフォローしてるんで、「いやいや、単にネットの影響力が殺人を引き起こしただけで、そんなことも分からんのかお前は」ってこの田端信太郎氏は書いてるの。
しかし、コレ、hagexさんがメディア運営者ということで刺殺されたのなら、ネットメディアにとって、良くも悪くもエポックメイキングな区切りになるだろうなあ。
— 田端@「ブランド人になれ!」7月発売 (@tabbata) June 24, 2018
「良くも」とおっしゃるのが全く想像つきませんが、善良な一市民が殺害されてしまった事件に、何か良い側面が欠片ほどでもあるのでしょうか。https://t.co/JTapkAR7MS pic.twitter.com/90rTnQa2QM
— 玉蟲 (@TAMA6SI) June 24, 2018
ネットメディアの影響力が殺人事件を引き起こすまで拡大したということですよ。
— 田端@「ブランド人になれ!」7月発売 (@tabbata) June 24, 2018
そんなこともわからんのけ、オマエは。決して肯定はしないけど。 https://t.co/HNXP0lnT0y
誰か、高額納税者党を作ってほしい。少数派を多数派が弾圧する衆愚主義じゃないか。 https://t.co/Oo576pbj7w
— 田端@「ブランド人になれ!」7月発売 (@tabbata) March 10, 2018
[生島]えぇー?!?
[田中]で、こういう・・・、これが責任あるZOZOTOWNの役職者なんだよ。で、もう1個不思議なのはツイッターってね、差別の用語がたくさんあると。ところがずっと最近言われてるのは、「差別、ヘンじゃないの?」って書いてる側の人のが、その人がついつい強い言い方で「ホントにこんな差別クソくらえだ!」みたいに書くと(アカウントが)ブロックされちゃうと。ところがヘイトを書いてる人の側はOKだと。で、これがまた不思議でね、実はさいたま地裁でね、しばらく前にある無名の女性の人が自分が、まあアダルトビデオだってちゃんと立派な仕事なんだけど、本人が(出演した)のとは違うのに、その(一般女性の)写真を(プロフィールに)貼り付けて、その人の実名を使ってその人になりすまして、そういうアカウントを作って(なりすましの投稿を)書くんで、「困ります」と。で、ツイッター社に「止めてください」と言ったのに、ツイッター社の側はすごいんですよ、だってこれはねそういう偽アカウントって、ほら、ツイッターのアカウントって1人で10個も20個も持てるんですよ実はね。
[生島]ほう。
[田中]ところが「偽アカウントを全部、アカウント自体を削除することは表現の自由の権利に抵触する」ってね、ツイッタージャパンの笹本裕社長は言って裁判で争って、さすがにこれ、さいたまの裁判長が「いやこれは駄目です」って言って「削除!」って言ったの。だからネットビジネスにいる人たちの方がね、なんだかちょっとね・・・。あれだねもうちょっと考えないと。
[生島]ホントですね。
[田中]うん。だからこの岡本さんのような立派な、ネットの社会を健全にしようという人がこういう犠牲に遭い、そして周りの人が愉快犯のような発言をするっていうのは、ちょっとツイッター社も含めて深刻に考えて欲しいと思いますね。
[生島]ホントその通りですね。
- 作者: マイケル・ジャクソン,田中康夫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/11/13
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